アップルポリフェノール・アップルペクチン・りんごと健康のアップル機能性研究会|活性酸素抑制・抗がん作用

リンゴの健康効果

アップルポリフェノールが活性酸素を抑制


 アップルポリフェノール。抗酸化物質であるポリフェノールに関する研究は色々な角度から、様々な機関において進められています。
 そんななか、日本農芸化学会2002年度大会(3月)でアサヒビールが、リンゴポリフェノールに関する研究「リンゴ由来のプロシアニジン(ポリフェノールの一種)の吸収動態」について発表しました。 これはリンゴの未熟果から抽出精製した「アップルフェノン」を8週齢ウイスター系ラットに経口投与。一定時間放置し血液を全量採血し、血漿中のプロシアニジン成分を解析したところ、血中濃度は経時的に変化し、経口投与量に対する濃度依存性を示した(吸収が確認された)そうです。
 このことから生体内でプロシアニジン類機能発現に関与することが示されたわけです。
 つまりリンゴポリフェノールは、抗酸化物質としての効果に対して、裏付けられたことになります。




アップルポリフェノールの抗がん作用


 アサヒビール株式会社は、林檎から抽出される天然素材である「リンゴポリフェノール」の多面にわたる機能性研究の一環として、弘前大学医学部・佐藤達資教授、三浦富智講師と共同で行ってきた「リンゴポリフェノールの抗腫瘍作用」についての研究成果がまとまり、佐藤教授、三浦講師により第61回日本癌学会で発表されました。

 この共同研究では、皮膚ガン細胞及び乳ガン細胞を移植したマウスにリンゴポリフェノール1%水溶液を摂取させ、その生存日数と腫瘍サイズを、摂取しないマウスと比較測定することで、リンゴポリフェノールのガン細胞に対する効果を調べました。
 その結果、リンゴポリフェノールによってガン細胞の増殖すなわち腫瘍の増大が抑制され、ガン細胞を移植されたマウスの生存日数が伸びることが明らかになりました。

〔 アップルポリフェノールがガン細胞に及ぼした作用 〕


(1) アップルポリフェノールがガン細胞のアポトーシス(細胞自殺)を誘導する
 ↓
ガン細胞の増殖、腫瘍の増大を抑制
(2) アップルポリフェノール中の主要成分プロシアニジンが抗腫瘍に特に有効な成分である


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ボタン 「リンゴポリフェノールの抗ガン作用」について
  弘前大学医学部とアサヒビール(株)R&D本部の共同研究
アサヒビール(株)
平成14年9月30日ニュースリリース

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